Disney+の世界ランキングに、思いがけない主役が現れました。長らく首位を守ってきた『アバター:ファイア&アッシュ』を抜き、頂点に立ったのはディズニー自身の作品。ディセンダントシリーズ最新作『Wicked Wonderland』です。
11年続く人気フランチャイズの新章が、なぜこれほどの反響を集めているのか。今回はその魅力と話題の背景を、じっくり紐解いていきます。
アバターを抜いて世界1位に
FlixPatrolのデータによると、7月19日時点で『Descendants: Wicked Wonderland』はDisney+の全世界ランキングで堂々の第1位を記録しました。2位に沈んだのは、あの『アバター:ファイア&アッシュ』です。

写真の通り、ブルー、ピンク、レッドと色とりどりのウィッグをまとった登場人物たちの華やかさが印象的です。ハート柄のフリルスカートにカップケーキを持つ姿、稲妻モチーフのライダースジャケットなど、ひとりひとりの衣装に物語が宿っています。
『Wicked Wonderland』はディズニーチャンネルで7月16日に放送され、翌17日にDisney+へ配信。アメリカ、イギリス、カナダを含む71ヵ国で首位に立ちました。配信からわずか数日で王座を奪ったスピード感は、シリーズの根強い人気を物語っています。
配信翌日から一気に世界1位へ。71ヵ国での首位は、ディセンダントというブランドが世界中に浸透していることの証といえます。
物語とキャラクター
本作は2024年公開の『Descendants: The Rise of Red』の続編にあたります。カイリー・カントラルが演じるレッド(不思議の国のアリスに登場するハートの女王の娘)と、マリア・ベイカー演じるクロエ・チャーミング(シンデレラの娘)が、前作のタイムトラベルの後日談に挑みます。
過去を変えたことで、ハートの女王は優しくなり、シンデレラは無事に。すべてが順調に思えた矢先、新たなヴィランが誕生してしまいます。その名はマドックス・ハッター。マッドハッターの息子という設定です。
マドックスがハートの女王を捕らえたことで、レッドとクロエは新しい仲間たちと手を組み、女王とワンダーランドを救う冒険へ。レッドの妹ピンクや、ルイス・マドリガル、マドックスの息子マックスなど、新キャラクターも次々と登場します。
ディズニーの名作に登場するヴィランやプリンセスの「子どもたち」が主役という設定が、ディセンダントシリーズ最大の魅力です。おなじみのキャラクターの意外な一面に出会えます。
ファンの評価と11年の歩み
世界1位に輝いた一方で、ファンの初期評価はやや控えめのようです。Rotten Tomatoesでは100件以上のレビューで支持率68%。前作『The Rise of Red』の43%からは大きく前進したものの、初期三部作ほどの熱狂には届いていないのが実情です。
サウンドトラックへの称賛が目立つ一方で、タイムトラベルの設定に矛盾を感じたという声も。それでも「第1作からのファンとして、シリーズの確かな前進を感じた」という星4つの評価も寄せられています。
ディセンダントの物語が始まったのは2015年。ディズニーアニメの名作の世界を受け継ぐ新たなユニバースとして誕生しました。オリジナル三部作だけで7億8100万時間以上の視聴を記録しており、その人気は今も色あせていません。
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『Descendants: Wicked Wonderland』は配信直後に世界71ヵ国で1位を獲得し、あの『アバター』を抜く快挙を達成しました。評価には賛否があるものの、11年続くシリーズの底力を改めて感じさせる一作です。カラフルな衣装と親しみやすい音楽に彩られたワンダーランドの冒険を、ぜひDisney+で楽しんでみてください。

