夏の太陽が眩しく照りつける東京ディズニーリゾート。今年もあの爽快なスペシャルイベント「サマー・クールオフ at Tokyo Disney Resort」が開催され、パーク内は涼やかな水しぶきとゲストの笑顔に包まれています。
そして今、多くのファンを熱狂させているのが、Mrs. GREEN APPLEとの奇跡的なコラボレーション。2025年夏に初登場し、2026年夏も2年連続でテーマソングとして採用されるなど、両者の絆はより深いものになっています。
日本人アーティストの書き下ろし楽曲がアトラクションで流れる特別演出は、パーク史上初の快挙。単なるタイアップを超えた、この特別なコラボレーションの魅力を紐解いていきます。

史上初の快挙。テーマソング「Carrying Happiness」に込められた魔法とオマージュ
今回のコラボレーションの核となるのが、作詞・作曲を大森元貴が手がけ、演奏をMrs. GREEN APPLEが務めるテーマソング『Carrying Happiness (Tokyo Disney Resort Version)』です。
『Carrying Happiness』を制作する際に大切にしたのは、ゲストの皆さんに多幸感を味わっていただくこと。幼い頃から来ている東京ディズニーリゾートで、自分自身がワクワクしていた気持ちを曲に込めたいと思いました。—— 大森元貴
実はこの楽曲、ディズニーファンが聴けば聴くほど驚嘆する、歴代のパークミュージックや作品へのオマージュに満ちた小ネタが精巧に仕掛けられています。
大森元貴本人がラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』のコーナー内で、リスナーの歌詞考察に対し「やっぱりディズニーファンは気づいてくれるんだ」と語り、意図的に仕掛けたことを明かしています。
タイトル「Carrying Happiness」は、30周年テーマソング『ハピネス・イズ・ヒア』を意識したものと囁かれています。10年以上の時を経て、そのハピネスを音楽に乗せて「運ぶ(Carrying)」というメッセージが感じられます。
歌詞に散りばめられた仕掛けは、まさにファンをときめかせる遊び心の連続です。ひとつずつ見ていきましょう。
- 「今泳いで陸と海を結んで大合唱」…「陸」はランド、「海」はシー。2つのパークがひとつの音楽で結ばれる様子を表現
- 「Ride」…アトラクションへの乗車と、コラボ対象『ベイマックスのハッピーライド』のダブルミーニング
- 「Fly」…『ピーター・パン』の名曲『ユー・キャン・フライ!』を想起
- 「色とりどり」「Na na…」…40周年テーマソング『リビング・イン・カラー』の「なないろ」へのオマージュ
- 「お月さまの下で手を取って願いましょう」…『ピノキオ』の『星に願いを』を連想
- 「未知なる場所へ」…『アナと雪の女王2』の『イントゥ・ジ・アンノウン』へのリスペクト
- 「One, two, three」…35周年テーマ曲『ブランド・ニュー・デイ』のカウントを意識
- 「大切な宝物を探しに行こう」…ゲーム「Disney STEP」の宝探しコンセプトとのリンク
CMソングとしてのポップなアッパーさをサビで担保しつつ、Aメロ・Bメロで軽やかにリズムを変化させるミセス特有のプログレッシブなアレンジも光ります。ディズニーの伝統的なオーケストレーションをJ-POPのバンドサウンドに融合させ、パークの景色に溶け込む音として計算し尽くされています。
音楽と演出のシンクロ美。五感で浴びる「びしょ濡れ」プログラムの秘密
このコラボレーションの醍醐味は、音楽と放水演出が完全にシンクロする体感型エンターテインメントにあります。
散水パレード「ベイマックスのミッション・クールダウン」

パレード中、2台のフロートが停止して放水を行う際、特定の停止位置で『Carrying Happiness』が流れます。アップテンポなリズムに合わせて、ミストや水しぶきの強弱が完全に連動します。
最大のハイライトは、楽曲のラストのキメに合わせてフロートから巨大な「水柱」が空高く吹き上がる演出。音楽のフィナーレと視覚的・体感的な興奮が同時にピークを迎える瞬間は、鳥肌が立つほどの美しさです。
東京ディズニーシー「“びしょ濡れ”ハーバースプラッシュ」

メディテレーニアンハーバーのピアッツァ・トポリーノ、通称ミッキー広場で実施されるこのプログラムでは、開始直前にキャストの先導でダンスの振り付け練習を行います。
「3, 2, 1, エクスプロージョン!」の掛け声とともにコラボ曲が流れ始めると、ビートに合わせて放水が激しさを増す「スプラッシュタイム」に突入。ゲストが全力で踊りながら水を浴びることで、まるで音楽フェスのような圧倒的な一体感が生まれます。
夜のトゥモローランドを彩る「ミセス・ナイト」

『ベイマックスのハッピーライド』では、日中は通常6曲にコラボ曲を加えた計7曲からランダムで流れますが、毎日19:00以降は『Carrying Happiness』のみになる特別仕様(通称ミセス・ナイト)に切り替わります。
さらに、2026年限定コラボグッズの「光るおもちゃ(ペンライト)」には自動制御機能が搭載されており、19:00以降にアトラクション周辺へ入ると制御モードへ。曲のテンポに合わせて12色に細かく光り、トゥモローランド全体が本物のライブ会場のような光と音のシンクロ空間に変貌します。
ファン垂涎のベスト鑑賞ポジション。「ミッション・クールダウン」攻略法
パレード「ベイマックスのミッション・クールダウン」を最も劇的に楽しむための、ベスト鑑賞ポジションをご紹介します。
このパレードは、ファンタジーランドを出発後、シンデレラ城前の円形ルート周辺で合計6回停止し、散水モードに入ります。そのうちコラボ曲が流れる停止位置は「2箇所」に限定されていると噂されています。
コラボ曲が流れると言われる停止位置は、①パートナーズ像裏の左手側(ウエスタンランド寄り)、②プラザからトゥーンタウン方面へ向かう橋(5号橋)の手前、の2点です。
なかでも最有力のベストポジションは、シンデレラ城正面(パートナーズ像裏周辺)。城を背景にコラボソングのクライマックスに合わせて吹き上がる水柱と、正面からの大量放水を最もドラマチックに体感できる場所とされています。

ただし最前列を確保して演出を100%体験するには、炎天下で公演開始の1時間半〜2時間前からの場所取りが必要と囁かれています。夏のパークならではの、しっかりした備えが欠かせません。
熱中症対策(水分補給・塩分摂取・日傘)はもちろん、スマートフォンやカメラを守る防水用ジップロックやゴミ袋の持参は必須の鉄則です。「びしょ濡れMAX」の看板を見かけたら、覚悟を決めて臨みましょう。
遊び心とメンバーカラーが光る。限定グッズ&初コラボドリンクのこだわり意匠
2026年のコラボレーションは、映画『ベイマックス』のキャラクター、ベイマックスが主役。パステルパープルを基調とした、ファン心をくすぐるデザインが揃っています。
メンバーカラーが融合した「ぬいぐるみチャーム」(1,600円)

全3種類(ブラインドパッケージ仕様)のチャームは、表情の異なるベイマックスが、メンバーカラーに対応した音符を大切そうに抱えています。
| カラー | メンバー |
|---|---|
| 赤 | 大森元貴 |
| 青 | 若井滉斗 |
| 黄 | 藤澤涼架 |
ボールチェーン部分には、メンバーの音楽的ルーツを思わせるレコード風チャームが付属しており、さりげないこだわりが光ります。
アトラクション連動「光るおもちゃ」(3,200円)とTシャツ(3,900円)
音符を抱えたベイマックス型のペンライトは、持ち手のストラップにミセスのオフィシャルロゴがプリント。前述の通り、夜間のハッピーライド周辺で自動制御され幻想的に輝きます。
Tシャツは前面にヘッドホンでビートに乗るベイマックス、背面に「FEEL the SUMMER!」の文字とミセスのロゴが特殊プリントで施されています。吸水速乾素材で、びしょ濡れイベントの多い夏のパークに最適です。
史上初。スパークリングドリンク(シトラス&マスカット)(880円)

今回のコラボでは、グッズのみならず初めてフード&ドリンクコラボが実現しました。ミセスの象徴である青りんごのグリーンを連想させる、鮮やかなエメラルドグリーンのグラデーションが美しい一杯です。
レモンゼリー、マスカットシロップ、ライムジュースを炭酸で割り、ピンクグレープフルーツの果肉をトッピング。甘さはかなり控えめで、酸味とわずかな苦味が効いたモクテルのような大人な味わいです。
カップは頑丈な厚手のプラスチック製で、表面にベイマックス、裏面にミセスのロゴが描かれています。飲み終わった後にきれいに洗浄し、自宅に持ち帰って愛用するファンも多いようです。グランマ・サラのキッチンやザ・ガゼーボなどで販売されています。
コラボTシャツにハーフパンツやカーゴパンツ、スポーツサンダルを合わせた「スポーツミックス」がおすすめ。お気に入りのメンバーカラーのぬいぐるみチャームをバッグに飾れば、アクティブで華やかなスタイリングが完成します。
特番『テレビ×ミセス』の足跡。メンバーが体験したびしょ濡れアトラクション

2026年8月10日にTBS系列で放送された冠バラエティ特番『テレビ×ミセス』夏の東京ディズニーリゾート大視察ロケSP。メンバー3人がゲストの吉村崇、おかずクラブ、進行の陣内智則とともにパークを巡ったロケは、ファンの間で大きな話題を呼びました。
① ガジェットのゴーコースター
若井滉斗が熱望した、トゥーンタウンのミニコースター。今年初の“びしょ濡れ”バージョンとなっており、放水の中を駆け抜けながら若井が大はしゃぎ。一方、濡れるのが苦手な大森元貴は安全な場所から静観するという、メンバー間の温度差が笑いを誘いました。

② スプラッシュ・マウンテン
藤澤涼架がリクエストした、期間限定の“もっと!びしょ濡れMAX”バージョン。凄まじい水しぶきに藤澤が大絶叫する中、スリル系が苦手な大森は乗車前からかたまっていました。
滝つぼへ急降下する瞬間、大森は恐怖に耐えるため表情筋を一切動かさない「スンッ」とした虚無の表情を敢行。記念写真では若井や藤澤の絶叫と相まって、大森の完全なる「無」が大爆笑を呼び、SNSでも大バズりを記録しました。
③ アクアトピア
大森元貴がリクエストした、ポートディスカバリーのアトラクション。大森にとって幼い頃に父親と乗った思い出深い場所です。このアクアトピアは2026年9月14日をもって25年の歴史に幕を閉じますが、最終日はなんと大森元貴の30歳の誕生日と完全に一致しています。
エモい展開になるかと思いきや、想定を超える激しい放水を頭から浴びて大森は「聞いてない!」と絶叫。最後は3人で無邪気に笑い合い、「感謝びしょ濡れ」という名言が生まれました。
④ れすとらん北齋

ワールドバザールの和食レストランでのランチタイム。メンバーは真鯛や銀鮭、いくらなどが豪華に盛られた「れすとらん北齋海鮮ちらし丼」(2,800円)を注文しました。
ここで番組定番の「GOOD DAYゲーム」東京ディズニーリゾート特別バージョンが開催。ディズニーに関する全15問に挑戦する中、大森元貴がパーフェクトという驚異的な頭の回転を見せ、見事おごりを勝ち取りました。
⑤ ベイマックスのハッピーライド
アトラクションからコラボ曲『Carrying Happiness』が流れる中、大森元貴が乗車しながらその場で本人生歌唱を披露。目の前で聴いた出演者やキャストらが大興奮し、エリア全体のテンションが最高潮に達しました。
1日で完全制覇。JAM’Sのための「聖地巡礼1日モデルコース」
2026年夏の期間限定で、1日に両パークを自由に行き来できる特別な「1デーパークホッパーパスポート」(大人13,700円〜18,900円 ※変動制)が販売されています。これを利用し、特番のロケ地を効率よく巡る聖地巡礼ルートをご提案します。
- 08:30〜【ランド】入園&ワールドバザールでコラボTシャツやチャームを調達しフル装備に
- 09:00〜【ランド】若井リクエストの「ガジェットのゴーコースター」で朝から爽快にびしょ濡れ体験
- 10:00〜【ランド】「ベイマックスのミッション・クールダウン」の放水停止位置をキープして鑑賞
- 10:45〜【ランド】スパークリングドリンクを購入して爽やかにクールダウン
- 11:00〜【ランド】予約しておいた「れすとらん北齋」で聖地ランチ。GOOD DAYゲームを再現
- 13:00〜【ランド】“もっと!びしょ濡れMAX”のスプラッシュ・マウンテンで無表情チャレンジ
- 14:00〜【ランド】「ベイマックスのハッピーライド」で大森の生歌唱を思い浮かべながらハピネスチャージ
- 15:30〜【移動】ディズニーリゾートラインでシーへ
- 16:00〜【シー】クローズ間近の「アクアトピア」で感謝の乗り納め。限定記念シールも忘れずに
フィナーレは17:30〜、メディテレーニアンハーバーのミッキー広場へ。メンバーが全力ダンスを踊った聖地で、水しぶきを浴びながら『Carrying Happiness』に合わせて踊り、最高の1日を締めくくりましょう。
史上初のテーマソング採用に始まり、音楽と放水が完全にシンクロする体感型プログラム、遊び心あふれる限定グッズ、そして特番で見せたメンバーの素顔まで。Mrs. GREEN APPLEのディズニー愛が隅々まで込められた「サマー・クールオフ」は、音楽と水が織りなす魔法に満ちた夏の体験です。
