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パリに広がるサバンナ——ライオン・キングランドの全貌が見えてきた

Disney Adventure Worldの新動画で明かされた新情報

2026年6月、ディズニーランド・パリ(Disneyland Paris)が公開した「Disney Adventure World」に関する最新動画の中で、建設中の「ライオン・キング」ランドのモデルが改めてクローズアップされました。

これまでにも断片的な情報は伝えられてきましたが、今回の映像ではランド全体の造形やキャラクターモデルをかなり近くから確認することができます。パリのパークに、あの壮大なアフリカのサバンナが誕生しようとしている——その実感が、じわじわと伝わってくる内容です。

Disney Adventure WorldはWalt Disney Studios Parkを改称したもの。2024年に「アナとエルサ」をテーマにした「World of Frozen」をオープンし、今後「ライオン・キング」ランドが新たな湖のほとりに加わる予定です。


フルームライドの全貌——プライド・ロックを頂点に

今回の動画で最も注目を集めているのが、スプラッシュ・マウンテン型のフルームライドのランドモデルです。岩山の頂点にそびえるプライド・ロックを目指して、ゲストはシンバの物語をたどりながら旅をすることになります。

ライオン・キングランドのフルームライド全体像を示すカラーモデル。プライド・ロックを頂点に、川沿いを走るボートが見える
© Disney

モデルを見ると、水路に沿ってボートが走り、山の内部を通り抜けながら最終的に頂上へと向かう構造がよく分かります。スケール感のある岩山の造形は、まさにプライド・ロックそのもの。

夜の照明に照らされたライオン・キングランドのプライド・ロックを模した白い大型モデル
© Disney

夜の照明を想定した別アングルのモデルでは、プライド・ロックがオレンジ色の光に包まれ、頂上にはシンバの小さなフィギュアが配置されています。その荘厳な佇まいは、昼とはまた異なる表情を持つランドの可能性を感じさせます。

イマジニアの手がプライド・ロックのモデルにシンバのミニチュアフィギュアを配置している場面
© Disney

プライド・ロック頂上には、ライド最高到達点を示すシンバの小さなモデルが設置されています。乗り物のクライマックスを視覚的に演出する、象徴的なランドマークとなりそうです。


アフリカのサバンナをパリに再現する植栽へのこだわり

ランドの世界観を支えるのは、建造物だけではありません。イマジニアたちが動画の中で明かしたのは、植栽への深いこだわりでした。

パリの気候に合った地元の樹木を採用しつつ、それらを長い年月をかけてトレーニング・剪定することで、アフリカの植物のように見せていくという手法が採られます。単に「それらしく見せる」のではなく、生きた植物を育てながらサバンナの空気感を醸成していくという、根気強いアプローチです。

パリの気候に適した現地の樹木を選定し、年月をかけてアフリカの植物のシルエットに近づけていく計画。ランドは開園後も少しずつ成長し続けるわけです。


シンバ・プンバァ・ティモンのオーディオ・アニマトロニクス

動画のなかでは、ライドの目玉となるオーディオ・アニマトロニクスのモデルもクローズアップされました。若きシンバ、プンバァ、そしてティモンの3体が、生き生きとした表情で並んでいます。

ライオン・キングのオーディオ・アニマトロニクスモデル。プンバァの上にティモンが乗り、右側に子ライオンのシンバが並ぶ
© Disney

このシーンのコンセプトアートとも非常に近い構図で、丸太の上でプンバァにティモンが乗り、そばにシンバが立つという、仲良し3人組の姿が確認できます。以下はそのコンセプトアートです。

ライオン・キングアトラクションのコンセプトアート。子ライオン、ミーアキャット、イボイノシシが倒木の上に並び、ゲストがジャングルの中でその光景を眺めている
© Disney

コンセプトアートでは、深いジャングルを背景に、色とりどりの蝶が舞う幻想的なシーンが描かれています。モデルの完成度と合わせて見ると、実際のアトラクションがどれほど豊かな世界になるか、想像するだけで胸が高鳴ります。

また、今回はアニマトロニクス自体のモデル制作工程も垣間見ることができました。グレーのベースモデルが一列に並び、そこに色が加えられていく様子は、まるでアート作品の制作現場のようです。

ライオンのミニチュアモデルが一列に並んでいる。左はグレーの未塗装モデル、右は色が施されたモデルをイマジニアが手に持っている
© Disney

最新技術が生み出す「どうやったの?」という体験

このライドは、最新のプロジェクション技術・オーディオ・アニマトロニクス・インタラクティブ演出を組み合わせた、極めて完成度の高いアトラクションとして設計されています。

このライドに乗ると、必ず「これ、どうやって実現したの?」と思う瞬間があるはずです。それを約束します。—— Disneyland Paris イマジニア

イマジニア自らがこれほど強い言葉で語るのは、それだけ仕掛けへの自信があるということでしょう。最新技術を駆使した演出が、ゲストを驚かせるための鍵となるようです。

最新のプロジェクション技術・最先端アニマトロニクス・没入型のストーリーテリングが融合した、ディズニー史上最高水準のフルームライドになることが期待されています。


まとめ

・ディズニーランド・パリの「ライオン・キング」ランドの最新モデルが動画で公開された
・スプラッシュ・マウンテン型フルームライドは、プライド・ロックを頂点にシンバの物語をたどる構成
・植栽はパリの気候に合った地元の樹木を採用し、年月をかけてアフリカらしく育てていく計画
・シンバ・プンバァ・ティモンのオーディオ・アニマトロニクスモデルがコンセプトアートに忠実な形で登場
・最新のプロジェクション技術と最先端アニマトロニクスを組み合わせた、驚きの体験が約束されている
・「ライオン・キング」ランドはFrozenランドとともに、新しい湖のほとりに位置する予定

EDITOR’S VOICE
モデルの精巧さもさることながら、植栽を「育てながらサバンナに近づけていく」という発想に、イマジニアたちの本気度を感じました。ランドが年を経るごとに成熟していく——そんなパークの楽しみ方が、また一つ増えそうです。
REFERENCE本記事の作成にあたり、以下の記事を参考にさせていただきました。
wdwnt.com
ドリームジャーナル編集部 S
ドリームジャーナル編集部 S
東京・海外パーク合わせて通算500回以上、世界6つのディズニーリゾートを制覇したディズニーフリーク。パークの空気感、限定グッズの魅力、映画の深い考察まで、大人のディズニーの楽しみ方をお届けします。
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